以前、セドリックにレギュラーガソリンを入れている時期がありました。

大体2年くらい

どうなったか・・・

マニホールドにススが詰まって
エンジンが不調になりました。


ディーラーの修理に出したのですが
マニホールドばらして掃除して
インジェクション掃除して
マフラーのススを取って

と大変だった。


大体エンジンってのは、どんなエンジンでも
圧縮して爆発
するんです。

ピストンが一番上に上がるのが一番圧縮が高い状態
エンジンのほとんどが

圧縮の一番高い地点(上死点)
もしくは
わずかにピストンが下がる位置(ほんとにわずか)


プラグを点火し爆発させてます。

レギュラーガソリンは、ハイオクより燃えにくい性質から
高圧縮の状態まで耐えるのガソリン

逆を言うと
レギュラーガソリンはハイオクより燃えやすい。
高圧縮で高温のエンジンだと
プラグに点火する前に爆発(*デトネーション)が始まる。

車も学習能力が有りますから補正
補正してもエンジンはハイオク仕様なので限界がある。
補正しきれず、ストレスがたまった所に故障の元に蓄積。

ということ

ハイオクがどうしてもなければ、レギュラー入れても短距離(と言っても数百キロ)
は問題なく動く国産車ですが
数千キロ数万キロになると、蓄積されてトラブル(故障)になります。

国産の場合、カタログで
ハイオクと書かれている物にはハイオク
レギュラーと書かれている物には、レギュラーハイオクどちらでも

輸入車の場合は、
基本すべてハイオク(ヨーロッパにはレギュラーガソリンが存在していない)

ハイオク仕様の車に、レギュラーガソリン入れても動きますが
緊急時以外は入れたらダメです。

エンジンチューン車やECUを改造したものは基本ハイオク
です。

価格差 10円/リットル
満タン時の差額 700円
を倹約して多額の修理費用を払うぐらいなら
ハイオクを入れたほうが車も長持ちして故障も少ない。

どちらが得かはもうわかりますよね。

ハイオク車は、緊急時以外はハイオクを入れなさい。



 *デトネーション=異常燃焼のこと ガソリンが薄すぎたり圧縮が高すぎると起こる現象